水土の礎 キッズページ サイトマップ ご意見・お問い合せ
水土の歴史年表 地域の礎 水土の成り立ち 大地への刻印 国土を創造した人々 礎の歴史的展開 近代日本の礎 水土の巧
 
 
士族授産の方策
 士族授産のために政府が採用した方策には国営の開墾から、製糸、紡織、製糖、マッチ製造、牧畜、製茶、セメント製造などへの助成等々、様々なものがありますが、大きくは以下の4種に分類されます。

1.開墾と移住の保護奨励
 内地の殖民・開墾(国営と助成)と北海道の移住・開拓
2.授産資金の貸与
 士族団体や結社に事業資金を有利な条件で貸与
3.就産資金の譲与
 家禄の返納と交換に就産資金を下付(譲与)
4.国立銀行の設立
 確実な投資の対象、士族事業に対する金融への途

 この中で、政府が最も力を入れ、長期間にわたって(明治23年まで)実施されたのが開墾・移住の奨励と授産資金の貸与でした。これは士族を救済するという目的の他にも、無産階級かつ知識階級でもあった彼らを生産関係の中へ押し出し、当時の政府が強制的に移植しつつあった資本主義社会の早期実現、すなわち殖産興業を目指す意図も含んでいました。





前のページへ 次のページへ