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世界初の大規模地下ダム開発 沖縄県 -宮古土地改良事業-
沖縄エリア
戦後の国営事業

サンゴ礁の島



 沖縄本島から南西におよそ300km、ちょうど沖縄本島と台湾のほぼ中間のところに、宮古島を中心とする宮古諸島は位置しています。(※1)「宮古島」という名称は、「ミャーク」もしくは「ミヤク」という音に当てられた言葉のようで、現在、池間島地方などに残された方言によると、「人の住む地域・集落」という意味を持っていたようです。
 直角三角形のような形をしたこの島は、周囲100kmの小さな島で、サンゴ礁が隆起してできたものです。全体に平坦な台地となっているのが特徴です。
 亜熱帯性気候に属しているため、気候は年中温暖で、平均気温は23℃、湿度は80%、雨も多く、高温多湿です。年中、亜熱帯性の花が見られ、美しいサンゴ礁に囲まれた宮古島は、一見、気候や自然に恵まれた南国の楽園のようにも見えます。
 事実、山のない平坦な地形は、農業にも適し、現在では島の総面積の57%が耕地として利用され、年に110億円を超える農産物を生産しています。(※2
 しかし、宮古島がこのように豊かな農業の島として発展を始めたのは、近年のこと。それまで、人々は干ばつ、台風などの厳しい自然条件のもと、苦難の歴史を辿ってきました。

※1・・・ 日本で唯一亜熱帯海洋性気候に属する沖縄県は、県最北の硫黄鳥島(いおうとりしま)から、最南端の波照間島(はてるまじま)まで南北に400km、東端の北大東島から最西端の与那国島(よなぐにじま)まで、東西に1,000kmという、本州の約3分の2を飲み込む広大な海域を持っています。県域には、約160の島々が点在し、そのうち46の島で人々が生活しています。
これらの島々は、沖縄本島を主島とした沖縄諸島と、宮古島を主島とする宮古諸島、石垣島を主島とする八重山島に大別されています。
※2・・・ 宮古島の平良市・城辺町・下地町・上野村の4市町村の農業粗生産額は、毎年110億円から120億円の規模で推移しています。平成10年度の農業粗生産額は116億円で、生産額の構成割合は、さとうきび45.4%、葉たばこが23.4%、野菜8.7%、果実1.6%、いも類0.8%、花き0.5%、その他1.4%、養蚕0.1%、肉用牛15.4%、その他の畜産2.7%となっています。



沖縄県 ―宮古土地改良事業