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数百年に渡って繰り広げられた水論 岩手県 ―山王海農業水利事業
東北エリア
戦後の国営事業






日本で唯一の親子ダム!



 
山王海ダム(右奥)と葛丸ダム(左手前)
山王海ダム(右奥)と
葛丸ダム(左手前)
12m 12m 12m3  岩手県のほぼ中央に位置する紫波平野の国営山王海農業水利事業は、昭和53年に着工し一期・二期事業合わせて24年の歳月を経て、平成14年3月に完了しました。
 この事業で特筆すべき点はトンネルで二つのダムの水をやりとりする親子ダムを建設したことです。トンネルでやりとりを行う親子ダムは、全国でも唯一のものです。この事業では、現況の水源施設である滝名川水系の山王海ダムと、新たに新設する葛丸川水系の葛丸ダムを二本のトンネルで結びました。葛丸ダムは規模が小さく、必要な水をまかなうのには限界があるので、冬の間(非かんがい期)に葛丸川流域で集めた水を導水トンネルで山王海ダムへおくり(年間約1000万トン)、かんがい期にはトンネルで同じ量の水を葛丸ダムへ戻す仕組みになっています。山王海ダムと葛丸ダムがまるで一つのダムになったかのような働きをすることで、山王海地域と葛丸地域の農業水利条件を大きく向上させました。

岩手県 ―山王海農業水利事業