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01:ひく もっとも基本的な取水方法。多くの場合、河川を堰きとめて水路に水を引き込みます。
辰巳用水 紙谷用水 箱根用水
辰巳用水 紙谷用水 箱根用水
 
辰巳用水 石川県の城下町・金沢は、町を流れる美しい水路や三大名園といわれる兼六園で有名です。この庭園にある池の水は、今から370年前に造られた手掘りの水路「辰巳用水」によって運ばれています。1632年、時の城主が町人「板屋兵四郎」に設計させ、築造させたものです。この用水の特徴は、サイホンの原理によって低い位置から高い位置へ水をひいていることです。城下町の用水として利用された後、水田100haを潤していました。
導水トンネルは現在でもたいへん高い測量技術が要求されます。辰巳用水は、軟弱地盤を避けて湾曲していますが、水を流すための水路の勾配は正確無比と言えます。現在にいたるまで、人口約40万人の金沢市内に1,400tもの水を送り続けていることからも、370年前の技術の高さが想像できます。また、その規模や難度から、「日本四大用水」のひとつとされています。

 兼六園(提供:石川県) 辰巳用水(提供:金沢市)