水土の礎 キッズページ サイトマップ ご意見・お問い合せ
水土の歴史年表 地域の礎 水土の成り立ち 大地への刻印 国土を創造した人々 礎の歴史的展開 近代日本の礎 水土の巧
筑後川水系・城原川 筑後川水系 写真
九州エリア
城原川
佐賀平野の農業用水
佐賀平野の水不足地帯
三千石堰と横落水路
横落水路と市ノ江水道
筑後川下流用水事業
三千石堰の下流の堰
 
 
城原川
塩原川の川岸
有明海の持つ特殊な自然条件は、佐賀平野の海抜4〜5mの地点まで潮を遡らせる。塩原川の川岸には干潮時ともなると干潟が現れ、あたかも有明海の入り江ででもあるかのような風景を創り出すのだが、この風景は洪水時に川が押し流す土石流によって平野を広げていった結果によるもので、有明海の干満差が生み出す澪筋として、海の記憶を色濃く平野に刻みつけた海の名残でもあるのだ。

  城原川(じょうばるがわ)は佐賀県と福岡県にまたがる背振山地を源と発し、神崎町・千代田町を貫流して、佐賀市蓮池町で筑後川水系の佐賀江川に注ぐ、30.7kmの川である。
  城原川が平野部と出合う神崎町仁比山付近では扇状地が発達し、川底に背振山地を形成する花崗岩の風化した砂礫が堆積し天井川となって、古より河川の氾濫が多い地域であった。川は氾濫するたびに土砂を押し流し、平野を南へ南へと広げ、つまり、海を南へ押しやってきた。

  一方、有明海は最大6〜7mにも及ぶ干満の差で知られる特異な海である。満潮となれば佐賀平野の海抜4〜5mの地点まで潮が川を遡り、干潮時には川岸に干潟を露呈させて、平野の奥深く入り込んだ入り江のような景観を見せるのである。

  ここには源流域が二つある。上流の背振の山々と下流の有明海、その両方にあるといっても過言ではない。
HOME