01:「ひく」

愛知用水

愛知用水は、戦後の超大型プロジェクトとして、1957年に着工されました。幹線水路112km、農業用の支線水路が総延長1,012kmという長大なものでしたが、わずか5年という短期間で完成。初めてアメリカの大型土木機械や先進的工法を導入したことにより、その後の日本の大規模な土木工事などに大きな影響を与えました。
これにより、岐阜・愛知をまたがる27市町において、農業用のみならず、鉄鋼業をはじめとする工業用水を供給し、また、丘陵地の水道用水としての役割も果たしました。特に、知多半島の集落では、海水や雨水を飲料水として利用しなければならないほど、水不足に悩んでいましたが、愛知用水の完成後、見事な田園地帯へと激的な変化をしていくこととなります。


安積疏水
見沼代用水
愛知用水
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