国土と人々 国土づくりの歴史 技術の歩み 大地への刻印 水がつくる国土と社会 水がつくる国土と社会 稲作社会であるわが国は、さまざまな形で水を利用して国土づくりを行ってきた。まず、河川に井堰を設けて水位を高め田圃に水を引き、さらに水が不足する所では溜池やクリークを利用して稲作を行った。施設を通じた水の配分は人々の間にルールを生み、水で結ばれた社会が形づくられた。稲作と農業用水は、水の利用を通じて地域社会に大きく関わり、国土・文化・習慣をつくった。 土地を拓く 土地に刻む碁盤の目 土地に応じた開発 水がつくる国土と社会 国土をうるおす水の循環 水を取る、井堰 水を貯める、溜池 水をくり返し使う、クリーク 水を汲む、揚水具 水路が結ぶ社会 溜池をめぐる社会 多彩な水のすがた コラム 万葉集と水 水をつくる歴史