国土と人々 国土づくりの歴史 技術の歩み 大地への刻印 水をつくる歴史 水をつくる歴史 水を治め利用することは、稲作中心の土地開発に不可欠のものである。水の利用は、古代から中世は小河川の流域内で、戦国・江戸期は大名などにより大河川流域で、近世以降は欧米技術の導入により流域を越えて行われた。 水をつくる歴史は、その時代の技術水準や地域の地形に応じ、井堰・堤防・水路・溜池・ダムなどの施設により、水で結ばれた総合的な地域システムをつくる歴史であった。 土地を拓く 土地に刻む碁盤の目 土地に応じた開発 水がつくる国土と社会 水をつくる歴史 「農は国の大本なり」 水が支えた荘園 水をあやつる大名 流れを受け入れる、関東流 流れを固定する、紀州流 近世用排水システムの結実、見沼代用水 新田の命運を握る堰、吉井川 地域総合開発の引金、山田堰 コラム 石割技術 クリークが結ぶ佐賀平野 都市をつくる水、安積疏水 火山の山麓をうるおす、那須疏水 水を中心とした地域開発、愛知用水 合口と多目的ダム